アリゾナで庭を手に入れたら、雑草まみれになった話
- Real Hanako
- 6月9日
- 読了時間: 3分
更新日:1 日前
2022年。
全米が不動産バブルで沸き、
ツーソンも例外ではなく
家探しはまさに戦場😅
そんな中、
我が家がたどり着いたのが
北部のオロバレーというエリアでした。
こだわりは、
「住居としてあり得ない場所」
そして、ついに見つけたのが

敷地5エーカー(=2万平米)
砂漠の真ん中にポツンと建つ家。
360度サボテンばかり
という世界でした。
インスタで見るワイルドライフ
に憧れ、モグラも意気揚々と
この世界に突入しました
が、

現実は甘くなかった。
アリゾナにはモンスーンという、
短くも激しい雨季があるのを
ご存知でしょうか。
この時期、乾いた大地が
一晩で緑の絨毯に変貌。
植物たちは「今だ」とばかりに
全力疾走で芽吹きます。
一見、砂漠が緑化して
素敵な感じなんですけど、

問題は、ありがたくないやつらまで
元気になっちゃうことなんです。
特にアリゾナの雑草は
冗談抜きでタフでイカれた奴ばかり。
根っこは深く、生命力はサボテン級。
中には水道管やドアの下からも
侵入してくる輩もいます。
(※経験者は語る)
最初、モグラは自分の庭は
自分で整えるぞ!と奮起したのですが、
200平米(全体の1/100)だけ
整えましたが…もう規模的に無理!

そこで思い出したのが、
この家の前オーナーが教えてくれた
伝説のガーデナー、ホセの存在でした。
アリゾナでは信頼できる
ガーデナーは宝。
早速ホセに連絡してみることに。

ちなみにガーデナーを
ネットで探すと、
下手なのに、
高額見積もり、
アジア系だと足元見られる
ということもある。
闇ガチャ状態なので要注意です⚠️
知り合いなどに紹介してもらう
これがベストですよ。
そして、翌日。
朝8時、待てどくらせど
ガーデナーホセは現れず。

9時、涼しい顔でホセ登場🐢
アリゾナあるあるですが、
時は金なりという
言葉は砂漠で通用しません。

さて、ホセとの出会いは
超緑化された敷地を
いかにスッキリさせるかという
大きなプロジェクトでしたが、
きて早々、モグラを一瞥した後、
何も言わず砂漠の方に
消えていってしまいました。
あれ、仕事は?
次回に続きます。


今日のひとコラム
アリゾナのモンスーンは、日本の梅雨とはまったくの別物。スコールのように突然やってきて、一気にドバッと降ります。たった数時間で景色が変わり、植物も人間も大混乱状態!ちなみに前の家主はカリフォルニアでワイナリー経営のおじさまで、ブルドーザーも馬も持ち、この砂漠の敷地を開拓し、土木作業も自分でこなすという超・野生派でした。一方で、モグラは日本のマンション育ち。コンクリートで固められた地面しか知りません。
この自然とのギャップにぽかんと立ち尽くすしかなかったのは…ある意味仕方ない!?憧れと現実には大きなギャップがあるのでした😅
「アメリカ情報」ランキングに参加中!
記事がよかったらぜひ「いいね」と
1日1回のクリックで応援お願いします!
( いつも見ていただきありがとうございます💦)
▼▼▼